令和5年6月議会を終えて

近年、不登校児童生徒数が増加し続けています。令和4年度の調査では全国で24万人を超え、10年連続で増加、過去最多となっています。

本市もまた例外ではなく、不登校に対するたくさんの事業が展開されているにもかかわらず、子どもたちの多くが支援を必要としながら地域で孤立しているのが現状です。

私たち平成会派はこの現状を重く受けとめています。いかなる理由があるにせよ、学校教育の中で躓いてしまった子どもたちを何度でもやり直せることができるように、従来の教育の在り方にとらわれない学びのカタチを作り上げていかなければならない。「教室以外の居場所づくり」が必要だと考えました。

今議会において、教室復帰のみを目指すのではなく、社会的自立に繋がるよう支援する「校内フリースクール」の設置を要望しました。この実現に向けて他の自治体の先進的な取り組みを参考に、関係者のそれぞれが現状と課題を共有して、子どもの健やかな成長を誰一人取り残すことなく支援してまいります。

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この記事を書いた人

市民お一人おひとりの暮らしに寄り添い、その声を受け止め、少子高齢化問題や危機管理に関する解決策を即座に提起すること。そして、市民の皆さまが「長岡京市に住んで良かった」と安心して暮らせる街、さらに皆さまも何らかの形でかかわっていける街づくりをすすめていくためにはどうしたらよいか。
これまで私たちを育て、地域を発展させてきてくださった方々、高齢者世代の方々、若い世代の方々、地域の将来を担う子どもたちが安心して生活できること、皆さまが地域での生きがいや友人を得て、笑顔でいきいきと生活していくためにはどうすればいいのかを、しっかりと考えてまいります。

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