母のお雑煮と迎えた、新しい年

午年生まれの母は、今年で九十六歳になります。

今も現役で主婦業をこなし、変わらず台所に立つその姿に、静かな強さを感じます。

元日の朝、母が作ってくれたお雑煮を囲み、ワインを少しだけ添えて新年を迎えました。

湯気の立つお椀の向こうにあるのは、華やかさではなく、長い年月を重ねてきた暮らしの味。

一椀の中に、家族を思う気持ちと、日々を丁寧に生きてきた時間が、やさしく溶け込んでいました。

九十六年という歳月を生き、なお台所に立ち続ける母の背中は、

新年のごちそう以上に、心を温めてくれます。

「いつものお雑煮やけどね」と微笑むその一言が、何よりの祝福でした。

特別なことはなくても、同じ食卓を囲めること。

こうして新年を共に迎えられることに、あらためて感謝しています

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この記事を書いた人

市民お一人おひとりの暮らしに寄り添い、その声を受け止め、少子高齢化問題や危機管理に関する解決策を即座に提起すること。そして、市民の皆さまが「長岡京市に住んで良かった」と安心して暮らせる街、さらに皆さまも何らかの形でかかわっていける街づくりをすすめていくためにはどうしたらよいか。
これまで私たちを育て、地域を発展させてきてくださった方々、高齢者世代の方々、若い世代の方々、地域の将来を担う子どもたちが安心して生活できること、皆さまが地域での生きがいや友人を得て、笑顔でいきいきと生活していくためにはどうすればいいのかを、しっかりと考えてまいります。

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