社労士として関与している高齢者施設で、年末の餅つきが行われました。近年は事故防止の観点から、餅つきを控える施設も増えています。安全配慮やリスク管理が求められる時代において、現場の判断は簡単ではありません。それでもこの施設では、十分な体制を整えたうえで、利用者の「楽しみ」を大切にする選択がなされていました。


「ヨイショ、ヨイショ」と声を出し、手をたたく利用者の皆さん。車椅子の方も含め、スタッフが一人ひとりに寄り添いながら餅つきを支えます。その姿からは、日頃の労務管理や人材育成が、単なる制度対応ではなく、現場の温かさにつながっていることを実感しました。
つきたてのお餅は、誤嚥に配慮して小さく切り分けられ、利用者に振る舞われました。安全と楽しみ、その両立を真剣に考えているからこその光景です。

この日は95歳になる両親も連れて行きました。二人とも餅をつかせてもらい、自分たちでついたお餅を口にして、本当にうれしそうでした。みんなの笑顔を見て、こうした現場を支える一員であることに、社労士としての誇りを感じました。
いろいろあった一年でしたが、最後を温かい時間で締めくくることができ、心から幸せです
